こんにちは、マスムネです。
今日紹介する1冊はこちら!
「子どもを叱り続ける人が知らない5つの原則」 石田勝紀
子育ては多くの人がやっていることですが、
順調だという人より、悩みを抱えている人の方がたくさんいるのも事実。
かくいう私も4人の子育てに日々奮闘しています。
そんな子育てに悩む方々へ響く金言がいただける1冊となっています。
子どもを叱り続けてしまう。これで良いのか?
子どもを叱るのは、期待する姿があるから。
しかし、その期待通りにならなかったり、期待する姿に近づかなければ、叱る。
ましてや、なんの変化もなければ、同じことで叱り続けることになってします。
まず、親である私たちが知っておくべき5つの原則があります。
【第1原則】自分と全く同じ価値観の人はいない
【第2原則】強制されたことはやらない。やったとしても形だけになる。
強制されたことに関しては、人は反発して当然である。
【第3原則】人間には、最低3つは長所がある。
【第4原則】親は成長が止まっているが、子どもは成長している
【第5原則】まず「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ
さあ、ではこの5つの原則について詳しく触れていきます。
【第1原則】自分と全く同じ価値観の人はいない
親子の価値観が同じだという錯覚が、軋轢を生む。
【第2原則】強制されたことはやらない。
強制せず、子どもを伸ばす3ステップとは?
【第3原則】人間には、最低3つの長所がある。
短所を直すより、長所を伸ばす。
【第4原則】親の成長は止まっているが、子どもは成長している
子どもの反発は、成長の証です。
子どもを変えようと思うより、親自身が変わることを考えましょう。
毎日怒鳴っては反発の繰り返し・・・
どうすれば良いのでしょうか。
【第5原則】まず「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ
叱り続けることで、その効果は激減します!
「学校で習った問題が解けないのが許せないんです・・・」
「我が子の将来を悲観してしまいます・・・」
負のスパイラルを抜け出すにはどうすれば良いのか。
「感情をコントロールできないです・・・」
でも、そこにフォーカスするより簡単な方法があります。
最後に
今の時代は、「人と同じである」ことより、「人と違う」ことが重視される時代になっています。
個性的な生き方をしている人が重要視され、「変革」「イノベーション」「ダイバーシティ(多様性)」などがキーワードになっている。
そして、人間の能力とは、「誰にでもできる能力」ではなく、「あなたにしかできない能力」にフォーカスされていきます。
つまり、長所を伸ばしていくことがますます大事な時代になってきているということ。
「偏差値尺度」から「人間性尺度」へ。
「人への思いやりをもつ」「人を助ける」「やりたいことを追求する」など
そのような人たちは、これからの時代の中でも、幸せな人生を送ることができると考えられます。
私たち親は、子どもの能力を制限せず、叱るより、どうしたら長所を伸ばせるか思案し、実践することが大切です。
本書の最後はこの言葉で結ばれていました。
「長所のない子なんて、一人としていません。どんな子でも、ぐんぐん伸びる子になれるのです」
子どもをぐんぐん伸ばしたいと考えている方はこちらもぜひご覧ください。
コメント