みなさん、こんにちは!マスムネです!
さて、今回は算数が得意になるロードマップ特殊算編です。
特殊算とは、中学受験を受ける子たちが学習する受験算数特有の単元です。
受験する子たちは必須単元ですが、中高生を教える私からすると、この特殊算を小学生のうちから学んでおくことは、思考力を高めるのに、非常に有効であると思います。
特殊算は解き方が崇高で、本来中学校で方程式や連立方程式を使って解決するような問題を、それらなしで、逆算や線分図などを用いて賢く解く方法を学ぶことができます。
ぜひ、子どもの中学受験を考えている方も、受験は考えてないが、算数を得意な子どもたちにしてあげたい方も、参考になる記事になると思います。
記事の内容
特殊算一覧
それぞれの特殊算のポイント
特殊算一覧
【和差シリーズ】4種
①和差算、②年齢算、③平均算、④つるかめ算
【割合シリーズ】4種
⑤分配算、⑥消去算、⑦倍数算、⑧仕事算
【速さシリーズ】4種
⑨旅人算、⑩通過算、11.流水算、12.時計算
【規則性シリーズ】2種
13.植木算、14.方陣算
全部で14種類になります。
それぞれの特殊算のポイント
①和差算…はじめのうちは、与えられた条件を、線分図にして考えましょう。そして、式で表しましょう。
②年齢算…与えられた条件を、表にしましょう。肝心なのは、「いつまでたっても年齢差は変わらない」ということです。
③平均算…求めたい数を文字にして、合計を表せるかが大切です。平均の意味がわかっておくことが肝心です。
④つるかめ算…表か面積図で解きます。マスムネのおすすめは、面積図にして、「全部カメだったら?」と考える方法です。自分の解き方を一つにしておくと良いです。
⑤分配算…線分図を書いて考えます。一番小さな値を1、2などとおき、他の値も簡単な整数になるようにすることが肝心です。
⑥消去算…与えられた条件を式にして、一方の未知数が消えるように何倍かしてひきます。
⑦倍数算…線分図をかくとよいです。何種類かあり、意外と難しいですが、それぞれたくさん練習してパターンをつかみましょう。
⑧仕事算…仕事全体を最小公倍数で表して、一人当たりの仕事率を整数にして表すことが肝心です。
⑨旅人算…線分図かダイヤグラムを書くことで、条件を整理することから始めましょう。
⑩通過算…⑨と同様ですが、電車の長さを考慮するのが肝心です。
11.流水算…下りの速さ、静水時の速さ、上りの速さ、流れの速さを求めることから始まります。
12.時計算…図を書いて情報を整理しましょう。意外と難しい単元です。
13.植木算…簡単そうですが、答えと一つ違い、二つ違いになってしまうことがよくあります。落ち着いて図を書いて解いていきましょう。
14.方陣算…正方形、長方形を用いた図を書きましょう。列を増やしたり、並ぶ数の法則をつかんでいくことが肝心です。
最後に
いかがだったでしょうか。今回は、それぞれの特殊算の概要、ポイントをお伝えしました。問題集を解く際の指針にしてもらえれば幸いです。
また、特殊算って何だかよくわからない方々に、導入としてイメージしてもらえていれば嬉しいです。
詳しい内容については、随時、ブログ記事にしていきますので、そちらもご覧ください。
では、最後までご精読ありがとうございました!
数学力向上請負人 マスムネ
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